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Web系エンジニアが行政書士を目指すブログ

アラサー既婚(元)Web/アプリエンジニア兼デザイナーが行政書士を目指す

基礎法学 [6] 紛争解決手続

民事裁判

私人間における争いについて、自主的に解決できない場合、民事裁判により解決を図ることとなる。

民事手続きの流れ

  1. 訴状の提出
  2. 第1回口頭弁論期日の指定・呼び出し
  3. 第1回口頭弁論期日
  4. 争点整理手続
  5. 証拠調べ期日
  6. 最終口頭弁論期日
  7. 判決言い渡し期日
    • 期間内に上訴がないことにより判決確定
  8. 執行手続

刑事裁判

刑事手続の流れ

  1. 捜査(令状主義)
  2. 検察官の起訴
    • 起訴独占主義:
      検察官のみが起訴できる権利を有する
    • 起訴便宜主義:
      検察官が起訴するか否かの裁量権を有する
    • 訴状一本主義:
      裁判での予断を避けるため、基礎の際、起訴状のみを提出すること(証拠は証拠調べ手続のときに初めて提出する)
    • 公判前整理手続:
      公判前に事件の争点および証拠を整理するための裁判所の権能
  3. 公判手続
    1. 冒頭手続
      • 人定質問
      • 訴状朗読
      • 黙秘権等の告知
      • 罪状認否
    2. 証拠調べ手続
    3. 弁論手続
      • 検察官の論告求刑
      • 弁護人の弁論
      • 被告人の最終論述
    4. 判決の宣告
      • 上訴がなければ...
  4. 確定

裁判以外の紛争解決

「当事者だけでは解決できないが裁判まではしたくない」というニーズに応えるため、

  • あっせん
  • 調停
  • 仲裁

という裁判以外の紛争解決手法が用意されている。

あっせん

あっせん人と呼ばれる人が当事者の間に入り、当事者間の話合いを促し、あくまでも当事者同士での解決を目指す制度。
例外的に、あっせん人が解決策を策定する場合もあるが、提示されたあっせん案を拒否しても問題ない。

調停

調停人が当事者双方の話を聞いたうえで解決策を示してくれる制度。
提示された調停案を拒否しても問題ない。

仲裁

当事者は予め仲裁人の判断に従うという同意をしておくという紛争解決制度。
仲裁人の下した判断は確定判決と同じ効力があり、当事者は拒否することができない。また仲裁判断がなされた場合、この紛争について裁判を起こすこともできない。

裁判外紛争解決手段の担い手

裁判外紛争解決手続きは、当事者と関わりのない第三者機関によって行われる。この第三者機関は大別して、司法権行政権、民間がある。

ADR法(裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律

ADR法1条

内外の社会経済情勢の変化に伴い、裁判外紛争解決手続(訴訟手続によらずに民事上の紛争の解決をしようとする紛争の当事者のため、公正な第三者が関与して、その解決を図る手続をいう。以下同じ。)が、第三者の専門的な知見を反映して紛争の実情に即した迅速な解決を図る手続として重要なものとなっていることにかんがみ、裁判外紛争解決手続についての基本理念及び国等の責務を定めるとともに、民間紛争解決手続の業務に関し、認証の制度を設け、併せて時効の中断等に係る特例を定めてその利便の向上を図ること等により、紛争の当事者がその解決を図るのにふさわしい手続を選択することを容易にし、もって国民の権利利益の適切な実現に資することを目的とする。