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民法 [33] 第3編 債権 - 不当利益

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意義

法律上の原因がないにもかかわらず、他人の財産や労務によって得た利益民法703条
民法では不当利益を得た者に、その返還義務を課している。

成立要件

  1. 利得者が他人の財産または労務によって利益を受けた
  2. その利益に法律上の原因がない
  3. そのために他人(損失者)に損失を与えた
  4. 利得と損失に因果関係がある

効果

受益者は、損失者が受けた損失の限度で、その利益を返還しなければならない。民法703条

受益者が善意の場合

利益が現に有する範囲で返還すれば足りる。民法703条

受益者が悪意の場合

受けた利益に利息を付して返還する必要がある。また損失者に損害があれば、賠償しなければならない。民法704条

不当利益の特則

不当利益の返還請求を認めると、かえって当事者間の公平を害してしまうような場合には、返還請求を制限している。

  1. 債務の不存在を知りつつなした弁済民法705条
  2. 期限前の弁済民法706条
  3. 他人の債務の弁済民法707条
  4. 不法原因給付民法708条